「よそもの」だと感じるのであれば:だがそうだとはいえ
And if you feel just like a tourist in the city you were born
Then it's time to go
And define your destination
There's so many different places to call home
久しぶりにDeath Cab for Cutieの"You are a Tourist"を聴いていたら,歌詞がめっちゃ良いことに気づいた。
「もし生まれた場所でツアリストのように感じるならその時だ」
「ホームなんて別の場所にもある」
人間関係で悩んでいる中学生に似たようなことをそれとなく言ったことがある。「無理に周りの人と仲良くする必要はないんだよ」「気の合わない人がいるなら関わる必要なんてないんだよ」「別の人間関係だってあるんだよ」と。決してうわべだけの言葉ではなく,自分としてはかなりの実感を持ったものとして話したつもりだったが,そのあとにこう言われてしまった。
「それでも仲良くしなきゃいけないんです」
そうなんだよな。大人になってその感覚をすっかり忘れていた。「それでも仲良く」しなきゃいけない。大人(=自分)のアドバイスなんて彼・彼女らには響かない。自分はただそれ見守ることしかできない。