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危なくない日記

サブカルチャーと社会学の交差地点

リアル3区とPOLTAのインストアライブに行ってきた

音楽

このブログは日々の出来事を綴る日記というよりも,例えば格差社会ローレンツ曲線だとかヒップホップのサンプリングがあの曲だとかどちらかといえば知識の貯蔵庫といった方向性を目指していたのだけど,たまには日記っぽいことも書いておこうと思う。

 

今日は新宿東南口のタワーレコードのインストアライブに行ってきた。出演は「リアル3区」と「POLTA」。自分はもともと「禁断の多数決」というバンドが好きで,先の2つのバンドのボーカルはどちらも一時期「禁断の多数決」のメンバーだった。そうした理由もありインストアライブに赴いたのであった。

 

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まずはリアル3区から。

シンセ&サンプラー&ギターという珍しい構成。まず第一印象として,ゆめ(a.k.a.ローラーガール)の歌が想像以上に力強くてびっくりした。禁断の多数決の頃からは想像できないほどメロディアスでパワフルな歌声は,ドラムとベースが不在(正確には打ち込み)でも「バンドらしさ」を感じさせてくれた。終盤に演奏された「住民税が私を殺す」は自分が大好きなナンバー。「ただ住んでるだけなのに!?」という怒りのメッセージは生で聴く価値あり。ギターソロもかっこよかった。最後はミニアルバムの表題曲でもある「ドンキ行くけどなんかいる?」を演奏。「ヤンキー女子の切ない思いを綴った、バンドにとって初となるラブソング」と聞いてマジかよ!と思っていたが,生で聴くとヤンキー女子特有の準メンヘラ感(仮)をひしひしと感じ,これは紛うことなきラブソングだと納得してしまった。こうした郊外のリアルを歌うバンドがこれからも出てくることを期待している。MVの値札を町中にボムする演出は超COOLなのでオススメ。

 

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つぎにPOLTA。

Youtubeにアップされているライブ動画を見る限り,普段の演奏はギター(尾苗氏),ベース(傑氏),ドラム(サポート)の3ピース構成なのだが,今回はインストアだということもあり,ドラムの代わりにカホンを使っていた。基本的に新譜『HELLO AGAIN』の曲をやっていたが,途中で1stアルバムから「遠くへ行きたい」をやってくれたのがとてもうれしかった。

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新譜のなかでとても印象的だったのが「ロビタ」という曲だ。この曲はアウトロの部分でギターソロがあるのだが,そこで尾苗さんが歪ませたギターを思いっきりかき鳴らす姿がとても楽しそうだった。尾苗さんはギターポップが好きなんだろうなぁ。しかし,ドラムではなくカホンだということもあり少し迫力に欠けていたのが残念だった。これはライブハウスで見るべきだと思った。ちなみに直近のライブは10月らしい。

 

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新譜の『HELLO AGAIN』から「こうじゃこうじゃ」

特典のライナーノーツによれば,イントロのフレーズはモーニング娘の「ラブマシーン」が元ネタとなっているらしい。確かに。

 

「POLTA」と「リアル三区」に共通して感じたことは,両者とも「禁断の多数決」時代よりも生き生きしていたという点である。「禁断の多数決」のときの声をあまり張り上げない歌い方も嫌いではないが,現在のほうがやりたいこと(=歌いたいこと)がやれているといった印象を受けた。これからもこの2つのバンドを応援していきたいと思う。